フリーランスとは – Engineer Solutions

フリーランスとは

フリーランスとは、特定の企業や団体、組織に属さず、自らの技能をもとに自由に契約して対価を得る人です。
自由業や自由職業といった言い方をする場合もあります。
本来は働き方や契約方法を指し、フリーランサー、または、フリーエージェントと呼んでいるようです。

1．個人事業主

税務上の区分で、法人を設立せず個人で事業を営む人を指し、フリーランスとほぼ同義だといえます。

2．自営業

自ら事業を営んでいる人を指し、独立して事業を行い収入を得ている人の総称です。
フリーランスも含まれると考えて良いでしょう。

フリーランスに必要な能力

フリーランスは自身の持つ知識やスキルを買ってもらうので、専門性や独自性、技術力の高さが求められます。
ここでは、各職種の壁を越え、フリーランスに共通して必要な能力を紹介します。

1．自己管理能力

基本的に、引き受けた作業を最後まで自分でやり遂げなければなりません。
そのため、体調管理を含めた自己管理がきちんとできることは非常に重要です。
万が一に備え、リスク管理能力や、自分に処理可能な分量の見定め、スケジューリングする能力も大切です。

2．責任感、遂行能力

スケジュール管理の能力とも関係しますが、責任感が強く誠実に対応できる能力も重要です。
フリーランスかどうかを問わず、途中でプロジェクトを投げ出す人と仕事をしたいと思う人はいません。

3．向上心

新しい知識や技術を貪欲に取り入れていく向上心も重要な資質です。フリーランスを取り巻く社会環境、市場はめまぐるしく変化していきます。自身の強みとなる部分について、さらなる高みを目指して研鑽を積むことが大切です。

4．コミュニケーション能力

企業や個人などタイプも異なるさまざまなクライアントに対応するため、相手に合わせてコミュニケーションをとる能力が必要です。

5．自身のスキルを把握する能力

自己裁量で相手と交渉して契約して作業を進めるのが基本なので、自分自身のスキルや能力を客観的に見る力も必要になります。

経費・税金・信用度

個人事業主は、自らが個人的支出と事業支出を区別し、所得税や個人住民税などを収める必要があります。社会的な信用度も必要になります。

1．経費

事業支出として、消耗品、書籍、セミナー参加費などを経費とし、収入から差し引くことができます。なお、個人事業主は、自身に給与を支払うということは出来ないので、自身への支払を給与として経費計上できません。

2．税金

個人事業主が納める税金には、所得税や個人住民税などがあります。収入から経費などを差し引いた金額が課税所得となり、塁審課税方式により算定、収める必要があります。

3．信用度

会社員(会社所属従業員)は、会社という後ろ盾(信用)がありますが、フリーランスには後ろ盾がありません。高い技術力も必要ですが、信用度を高めることが何よりも大切ですので、法人化により信用度を高めることも大切です。